進学塾に思う・その4
進学塾へ通うことで学力が上がるなら、それだけでも良いかと私は考えている。結果、どこの中学校へ行こうとも身についた学力は間違いなく娘のもので、余程手抜きをしない限りは自分の力となり、自信につながるだろう。女の子でもあるし、そんなにガツガツとしなくても良い。私はそう考えていたが、その気持ちは娘と違っていたらしい。進学塾には何か魅力的なシステムでもあるのかと思うくらいに、娘の気持ちは進学塾へ通う方向へ固まっていた。
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進学塾へ通うことで学力が上がるなら、それだけでも良いかと私は考えている。結果、どこの中学校へ行こうとも身についた学力は間違いなく娘のもので、余程手抜きをしない限りは自分の力となり、自信につながるだろう。女の子でもあるし、そんなにガツガツとしなくても良い。私はそう考えていたが、その気持ちは娘と違っていたらしい。進学塾には何か魅力的なシステムでもあるのかと思うくらいに、娘の気持ちは進学塾へ通う方向へ固まっていた。
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進学塾のパンフレットと私立の中学校のパンフレットを友人夫婦がいくつも取り寄せてくれた。一緒に送ってもらうだけだから、手間はかかってないからと。まずは、私立の中学校のパンフレットを封筒から取り出すと、表紙に校舎の写真が載っていた。最近の中学校は大学みたいだなと思った。娘は通販のカタログを見るようにパンフレットの中に載っている制服を眺めていたので、他の学校に行くとなると友達とも離れるんだぞと言うと困ったような顔をした。それでも、進学塾への道は諦める様子はない。
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娘は進学塾へ通いたい気持ちが強く、このまま近所の中学校へ上がるのも良いが、もっと算数を学べる学校へ行きたいと言ってきた。何になりたいかという漠然とした目標を持っているけれど、机に向かって、算数をパズルのように解いていく。算数が特に好きなこともわかっていた。学年の算数では物足りなく、上の学年、上の学年のテキストを与えるとどんどん解いていった。2学年先の問題を解いた時には進学塾に通わせるのも良いかもしれないと思った。
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進学塾のことを娘と話し合い、行くかどうかは別にして、パンフレットや見学には行ってみようかということに決まった。友人夫婦にそのことを話すと、娘の成績が良いことも知った上で、「うん、うちの子より勉強ができるし、進学塾に行くことでもっと伸びそうな気はしていた」といわれた。身内より他人の方がよく娘のことがわかっている。娘の友達も「一緒に通えると嬉しいけど、無理はしないでね」と優しい言葉をかけてくれたようだ。進学塾を考える。
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